昨年、健康経営優良法人2024（中小）の認定数を32,000社と予想しましたが、実際には16,733社でした。その結果を振り返り、次の健康経営優良法人2025（中小）認定数を予想しました。ずばり36,869件です。
その理由は、「2年遅れ」にあります。下の２つのグラフをご覧ください。毎年、日本健康会議のデータサイトで公表される「健康宣言等に取り組む企業数」はこの2年で急増しています。つまり健康経営に取り組む企業は急増しています。それにもかかわらず健康経営優良法人の増加が緩やかであるというのは、2022年度からの有料化があったとは言え、違和感があります。そこで仮説です。初年度は健康宣言して健康経営を始めた場合、保険者の支援のもとに健康経営の定着を図り、翌年健康経営優良法人の認定を目指すというスケジュールです。健康経営優良法人の必須要件の「評価・改善」の実施には、前年度も健康経営のPDCAを回している必要があるということも関係していると思います。2年前の健康宣言等に取り組む企業数の急増が、2024年度の健康経営優良法人の認定数に現れてくる時期だと考えます。
詳細は、私が所属している健康ビジネス研究会のコラムでご説明しております。興味がある方は以下をご覧ください。